スポーツで見た経済学・・やはり収入が全て！

経済とは、分かりやすく言えばお金のやりくりのことであり、経済学とはそのお金のやりくりを、個人・企業・政府がどのように選択して行動していくのかを研究する学問です。

これをプロスポーツで見ていくと、非常に分かりやすいです。プロスポーツの選手は、スポーツを職業とし、ポーツをすることで報酬を得ています。

そして、その選手たちに報酬を与えるのがスポンサーです。この関係を経済学的に言えば、スポンサーに収入が多ければ多いほど、選手に与える報酬額は大きくなりますし、逆に収入が少なければ、それに応じた報酬になります。

野球の世界で言えば、アメリカ大リーグは放映権料が高騰しており、それに伴って巨額の年棒を選手たちに支払うことが可能になります。大リーグの放映権料は、日本の5～10倍で、当然その分年棒に回るわけです。ちなみに、メジャーリーガーの平均年棒は、日本のプロ野球選手の12倍です。

日本で活躍している選手が、こぞってメジャーを目指すのも納得ができます。報酬はスポンサーの収入による、これがプロスポーツからみる経済学です。