スポーツの広告効果を経済学で見てみる
経済学でいうところの広告効果について、スポーツでは大きく分けて2通りの例があります。
スポーツに熱狂する人々が広告とか有名選手のユニフォームや道具を見て、その会社の商品を購入したくなるケースがよくあります。ユニフォームのスポンサーを見てみますと世界一に近いスペインのサッカーチームのは日本の通販などの大手企業グループ、プレミアリーグの名門チームのは日本の有名タイヤメーカーです。スーパースターが自分の会社のマークを付けて走り回ってくれるのですから、高い契約料をペイできるだけの効果はあるといえます。売上をさらに伸ばしてくれるのに大いに役立つことでしょう。
日本ではテレビのCMを頻繁に流している企業がそのままスポーツチームのスポンサーをやるケースがありますが、思いがけない無名の会社がスポンサーをする場合があります。これはその会社を一般市民レベルではあまり知らないだけで、その業界ではトップクラスの企業である場合と、創業間もない会社がスポンサーとかチームを買収することでその会社の名前を大々的にニュースで取り上げられることで、その会社の名前を世に広めてもらおうという狙いがある場合が多いです。プロ野球を最近買収する会社は特にそういう狙いがあるといえます。